野球を見ていると、人間性って大事やな~と改めて思う。
野手であれば、打てる守れる走れる
投手であれば、点を取られない
とかが大事だけど
どれだけ成績がよくても、試合中・ベンチでの態度が悪かったり
怠慢プレーをするような選手がいると
チーム全体の雰囲気が悪くなってしまい
若手は特に委縮してしまい、思い切ったプレーをしづらい。
自分、スポーツしたことないし分からんけど。
日本ハムには今季からトレードで加入した、江越大賀という選手がいる。
(元阪神、外野手)
彼は、抜群の身体能力があり、守備は超一級品だが
いかんせんバットにボールがあたらない。
日本ハムに加入するまでは、令和ノーヒットである。
そんな彼のプレーを見ていると
守備では、何が何でも守りきるという執念を感じ
走塁では、足が取れても出塁・進塁するんだという執念を感じ
打席では、なんとしてでもバットに当ててやるという執念を感じる
ベンチでは、大きな声を出しメンバーを鼓舞し
ヒットが出たり、得点が入ったりすると大喜び
メンバーがベンチに帰ってくるときは、いち早くベンチを飛び出しハイタッチをしにいっている。
そんな「当たり前」のことでありながらも、当たり前ではない姿勢に感激する。/当たり前のことを、どんな時でもやり続けるのは難しい。
しかも日本ハムのエースである上沢投手から
早くも相談をされるほどの、信頼のされよう。(もちろん上沢投手も最高の人間)
→しかもかなり良いアドバイスをしていた。
打率が低くても、三球三振が多くても
彼は普段からの言動で「ずっと応援したい選手」となっているのである。
現に日本ハムファンからは「俺たちの江越」「えご兄」と呼ばれ愛されている。
5/9の試合では、ショートがイレギュラーした打球の処理に苦戦し
ホークスに対してサヨナラ勝利を許してしまった。
その時にセンターを守っていた江越選手が、ショートまですっとんできて
ホームに根性の送球を行ったのである。
結果は間に合わなかったが
最後まで諦めずに、プレーをする彼の姿に涙が出た。
ショートの上川畑選手も、彼でなければセンターへ抜けていたであろう打球を
よくぞ止めてくれたと思う。
こんな思いのこもった一つひとつのプレーが
次につながり、若手たちのお手本となり、チームが強くなっていくのだろうと思った。