私は身長が高いことがいやすぎて
中学高校と極力身長が伸びないように生きていた。
たくさん寝る＋牛乳を飲む＝身長がのびる
だと思っていたので
毎日大体深夜2時以降に寝て、コーラをよく飲んでいた。
夜更かしもコーラも好きだったので、これで身長が伸びないなんて最高だなと思っていた。
そんな思いとは裏腹に、中学の3年間で身長が10センチも伸びた。
男子並みに伸びていることにショックを受けた。
中学を卒業するころには、身長が163センチくらいになっていて
背の順で並ぶと、もちろん一番後ろから数えた方が断然早い位置にいた。
高校に入ると、同学年の女子の中で一番大きいのが私という事態に陥った。
そして高校に入ってからも少しずつ身長は伸びていく。
高校生になったらさすがに伸びないだろう。と高を括っていたのここでもショックを受ける。
「このままじゃ170センチくらいになってしまうのでは。」
という思いが割と常に頭の隅に居座っていた。
20才以降もバイト先の健康診断を受けていたので、定期的に自分の身長を知る機会があった。
なんと、少しずつ伸びていた。（驚愕）
高校の最後らへんでは164目前くらいの身長が165センチになっていたのである。
その頃かかとの高い靴が好きでよく嬉々として履いていたけど
シンプルに巨人と化してしまい、変に目立つので履くのをやめた。
（今は年間を通してクロックスを履いている。）
あんまり寝ていなかったのにこんなにも身長が伸びてしまったので
私は、たくさん寝ると身長伸びるよ説をあまり信じていない。
私は起きている間にも身長が伸びていた気がする。
身長が高いことをごまかすためにしていた猫背が定着したことによって
加速している肩こりに今は悩まされている。
昔も今も悩みは尽きないのであった。
